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HOME > 五季に合わせた食養について

季節に合ったものを食べましょう!

人間の身体は、口から入ったものでつくられていきます。
そして更に、それぞれの季節に合ったその地のものを食べると身体は喜んでくれます。
五行(五季)に従ってそれぞれの身体と向き合って食しましょう。

動物が冬眠から目覚め、木々が芽吹き陽の気が増えていく季節です。

気血が盛んになり、活性化します!冬の間に溜まっているものを出してくれる苦みのあるものを摂りましょう。春になると気の巡りを司る肝への負担が増してきます。また、肝から通じる眼、筋肉、胆、爪、自律神経に気を付けましょう。

肝血、津液を補う

  • 牡蠣、ハマグリ、イカ、黒ゴマ、クコの実、牛乳、卵など

解毒して肝の熱を冷ます

  • 菜の花、タラの芽、空芯菜、菊花、春菊など

気の流れを巡らせる

  • そば、セリ、セロリなど

*身体を温めすぎるものや刺激物は、食べ過ぎに注意しましょう

長夏(梅雨)土用の季節

湿度の高い日が続く、長夏の時期は季節と同じように人の身体にもた<さんの湿をもたらしてしまいます。その水分が身体中でむくみやだるさなどの症状として表れていきます。この時期は、身体に溜まった湿邪を取る(利湿、利水)ものを食べて、更に身体を冷やし過ぎない事が脾・胃を疲れさせない大切なポイントです。

利湿、利水をする。

  • ハト麦、小豆、緑豆、そら豆、すいか、冬瓜など

*身体を冷やすものの食べ過ぎに気を付けましょう。
*足首手首なども出し過ぎずに(特に女性は)ストールなどを上手に活用しましょう。

温度が1℃上がる毎に体力も消耗しますし、臓器も疲れてしまいます。特に暑さでたくさんの汗をかくこの時期は心への負担が増加します。そして暑さで冷たいものを沢山摂取することで脾・胃の機能が低下することとなります。

身体を冷ますもの

  • すいか、ゴーヤ、きゅうり、トマト、レタス、冬瓜など

脾・胃の機能低下を補う

  • 芋類、豚肉、山芋、もち米など

*どうしても食欲が落ちる時期ですが、旬の野菜や豆類など工夫を凝らしてバランスよく摂取しましょう食べないと余計にバテてしまいます。水分もしっかり摂って、熱中症にも気を付けましょう。

涼しくなり過ごしやすい気候になりますが、秋は空気が乾燥しやすくお肌や髪の毛、そして臓器で言うと肺に注意しなければなりません。
夏と同じような状態で過ごしていますと、身体の水分蒸発が多くなるこの時期はとても乾燥がひどくなり、冬の肌荒れにもつながることとなります。

肺を潤す

  • 白キクラゲ、ゆり根、銀杏、いちじく、蜂蜜など

身体の乾燥を防ぐ

  • 梨、レンコン、豆腐、クコの実、牡蠣など

*夏バテをひきずって体力を落とさないように注意しましょう。
*鼻、喉、肌(特にアトピーの人)の乾燥に十分に気を付けて粘膜を守りましょう。

気血の巡りが滞り、免疫力も低下します・・とにかく養生を徹底しましょう。
更に乾燥が一番ひどくなる季節です・・風邪をひきやすく粘膜、肌のトラブルも増えてきます。

腎を補い、身体を温める

  • 海老、鶏肉、羊肉、くるみ、栗など

腎の水分を養う

  • 黒ゴマ、黒豆、黒き<らげ、ほたてなど

*冷やさないで、血行循環をよくしましょう。黒い物(食品・衣服)で身体を守りましょう。


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